医療機関向けサプリメント natumedica(ナチュメディカ)
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痛風

こんな病気 血中の尿酸が増加するために起こります。
代謝障害で高尿酸血症が続くと、急性関節炎の症状を起こします。
痛風は、血液中の尿酸濃度の高い状態が長く続いた後に、体内にたまった尿酸が原因で関節炎が起こったり、腎臓が侵されたりします。
大半が男性で30歳後半が多いです。だたし、閉経後の女性は注意が必要です。
行動的、大食い、酒飲み・・短気で活動的
“エネルギーの出し入れの大きい人”がかかる傾向にあります。
種類 1. 尿酸産生過剰型(肝臓で尿酸が過剰に産生されるタイプ)
2. 尿酸排泄低下型(腎臓で尿酸が排泄されにくいタイプ):遺伝的要因
3. 混合型(尿酸産生過剰型+尿酸排泄低下型)
尿酸排泄低下型が60%を占め、尿酸産生過剰型が10%で、混合型が30%程度と考えられています。
原因 “体内に尿酸というごみがふえる、たまる”
1.遺伝的な要因:尿酸がたまりやすい人
高尿酸血症は遺伝的素因に環境からの影響が加わって発病します。痛風に至った場合にも遺伝的体質が関連します。約20%ぐらいの痛風患者には近親者に痛風患者がいます。
2.運動、過食、アルコール:短時間で非常に激しくエネルギーを消費します。
3.食事の内容と肥満:過食の結果肥満になると腎臓が尿酸を排泄する能力が低下します。
4.脱水症状:尿酸は主に尿として体外に排出されるので、体内の水分が不足して尿の量が減ると尿酸が体内に蓄積されます。
5.ストレス:ストレスを解消する方法(大食い、飲酒、休日の激しい運動)が尿酸を上げる要因とつながります。
6.他の病気の影響:腎機能が低下したり、血液の病気があったりすると尿酸値が上がることがあります。悪性腫瘍が原因で高尿酸血症になることもあるので注意が必要です。
7.薬剤の影響:尿酸値を上昇させる薬剤:サイアザイド系降圧利尿薬(フルイトランなど)、ループ利尿薬(ラシックスなど)、喘息の治療薬のテオフィリン(テオドールなど)、結核治療薬のピラジナミド(ピラマイドなど)、少量のアスピリン(小児用バファリンなど)
8.その他:薬剤ではないが健康食品といわれるものの中に、核酸成分を大量に含むものを毎日食べ続けて尿酸値が高くなることがあります。
症状 痛風を起こす箇所
足の親指の付け根の関節痛→70%の人に発生
足の指、親指の付け根、足首、
手の指、膝、肘
*約90%が足の指の関節周辺で起こります。

☇激痛は2〜3日でピークを過ぎ、数週間で収まります。
これを繰り返します。
☇年に1〜2回のペースで発作が発生します。
☇発作の間隔が短くなり、痛い関節も増加します。
☇慢性関節炎の状態になります。
☇腎臓障害、尿路結石などの合併症の発生もあります。
痛みがなくとも病気は進行しています。
診断 <尿酸値の基準値>
正常値  7.0mg/dl以下
尿酸値の平均値は年齢や性別によって多少変動があります。
男性で4.0〜6.5mg/dl、女性では3.0〜5.0mg/dl
男女ともに7.0mg/dl以上になると「高尿酸血症」と呼ばれます。
早期発見を怠ると… 諸症状の悪化にともない日常生活に支障をきたす恐れがあります。
合併症 1.痛風結節 :組織への尿酸ー1ナトリウム水塩結晶の沈着。結節は関節滑膜や軟骨下の骨、肘頭滑液包、アキレス腱や膝蓋下、前腕伸側皮下、関節周囲にできる。耳の軟骨は結節の好発部位に入れられているが実際には多くない。鼻軟骨、舌、声帯、大動脈、心弁膜、心筋にできることがあります。
画像:痛風結節のできやすい部位
2.痛風腎:罹病期間の長い慢性痛風ではたんぱく尿、尿濃縮能の低下、さらにはクレアチニンクレアランスの減少、尿毒症等の合併症を発症します。
3.尿酸結石:全結石の約10%が尿酸結石で、痛風患者の20%に発症しています。正常の尿pHでは尿酸は大部分がイオン化せず、イオン化していない尿酸は尿酸塩よりも不溶性で、またpHが低いほど不溶性となります。通常、尿は夜間に最も酸性で、朝方にpHは急に上昇し、そして日中はやや酸性に保たれます。尿酸による腎障害を合併する多くの痛風症では尿pHは日中も低いままです。
4.糖尿病、心臓や脳のアテローム硬化症、高中性脂肪血症:痛風で高頻度に合併します。
治療の流れ 応急処置:1)患部を冷やしましょう。
2)発作の起こった関節を安静にしましょう。
3)禁酒しましょう。
4)出来るだけ早く医師を受診しましょう。
生活習慣の改善が第一、それでも尿酸値が改善しない場合は薬でコントロールします。
生活習慣チェック 1)肥満を解消しましょう。:総カロリーを制限する、偏食を避け、多品目を少量ずつ、ゆっくり噛んで、食べることが大切です。痛風患者の60%には、肥満があり、食べる総量を制限することが大切となっています。肥満度が大きいほど尿酸値は高くなり、肥満は合併症を招きやすくなります。
2)アルコール飲料を控えましょう:一気飲みしない、たくさん飲まない、休肝日を設ける、ビールばかりにしないことを気を付けましょう。
3)積極的に水分を摂取しましょう:季節を問わず尿が一日2リットル以上になるようにすることが理想ですが、少なくとも毎日2リットル以上の水分をとりましょう。
4)軽い運動を行いましょう:ウォ−キングなどの有酸素運動は尿酸値を上げず、痛風の人に多い高血圧などの合併症にも有効です。
5)ストレス解消はゆっくりした方法で:ストレスは尿酸値を上昇させるようです。運動もやり方次第では尿酸値を上げ、特に激しい運動は尿酸値を一時的に上昇させます。発汗や下痢で脱水状態になったときも血清尿酸値は上昇します。
よく使う薬剤 尿酸値7〜9mg/dl以上の人
痛風の型により使用する薬剤が異なります。
1)非ステロイド系抗炎症薬:消炎鎮痛剤などとも呼ばれる一般的な薬です。短期衝撃療法といって短期間に限り多めに服用すると良く効きます。ただし、腎臓の機能が低下している人や胃潰瘍で治療中の人などは使えません。
2)コルヒチン:痛風発作の予兆期や、発作のごく初期に有効です。
3)副腎皮質ステロイド薬:強力に炎症を抑える作用があります。 よく効く薬剤です。内服より静脈注射用の脂肪化したステロイド薬は特に効果があります。ただし、この薬が必要なのは重症例だけで、一般の痛風発作にはまず必要ありません。
4)尿酸降下薬:尿酸排泄促進剤と生成抑制剤があります。
ご存知ですか? 最近では、極端なプリン体制限がたんぱく質、カルシウム不足を招いているため、「これは食べてはいけない」という食品の制限はあまりしなくなりました。
食品中のプリン体は特に含有量の多いもののみをチェックしてそれを多量に頻繁にとらないようにしましょう。
おすすめ
栄養素/非栄養素
ビタミンC
ビタミンB12
EPA
DHA
ガンマリノレン酸
α-リノレン酸
ケルセチン

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記事作成:<ナチュメディカ商品G> 管理栄養士:長島 美由紀  商品担当:中村 彩

2017年3月

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