natumedica(ナチュメディカ)トップページ
natumedica(ナチュメディカ)トップページ
natumedica(ナチュメディカ)トップページ
natumedica(ナチュメディカ)トップページ
natumedica(ナチュメディカ)トップページ
natumedica(ナチュメディカ)トップページ
natumedica(ナチュメディカ)トップページ
natumedica(ナチュメディカ)トップページ
natumedica(ナチュメディカ)トップページ
natumedica(ナチュメディカ)トップページ
natumedica(ナチュメディカ)トップページ
natumedica(ナチュメディカ)トップページ
natumedica(ナチュメディカ)トップページ
natumedica(ナチュメディカ)トップページ
natumedica(ナチュメディカ)トップページ

お役立ちツール

2018年 12月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31      
今日
 

腎不全

こんな病気 腎機能が低下したために体液が正常の組織とpHに維持できなくなった状態をいいます。
種類 [急性腎不全] 数時間から数日の経過で、急激に腎不全になった状態を急性腎不全といいます。適切な治療によって腎機能は回復します。
[慢性腎不全]
発病してから数年から10数年以上の長い経過で徐々に進行していき、結果的に腎不全になった状態を慢性腎不全といいます。いったん慢性腎不全になると、腎機能は回復不可能になります。
原因 [急性腎不全] 腎前性、腎性、腎後性の三つに大別されます。
腎前性:ショック、敗血症、重症火傷、大出血などが原因となります。
腎性:腎臓内に何らかの障害を受け、急激に腎機能が低下した場合。抗生物質や非ステロイド性抗炎症薬、利尿剤、抗がん剤などを長期間使用した場合などに見られます。
腎後性:尿路、主に尿管の閉塞による障害。尿管結石、骨盤内臓器の悪性腫瘍、前立腺がん・肥大などが原因となります。
[慢性腎不全]
慢性の腎疾患によって、腎機能が低下したために起こるものです。原因となる疾患は1998年には、糖尿病性腎症が一位となりました。糖尿病の増加による合併症の影響です。以前第一位を占めていた慢性糸球体腎炎は第二位になっています。その他に腎硬化症、嚢胞腎、腎盂腎炎などがあります。原因となる疾患によって治療法は異なります。
症状 腎不全になると、腎臓は、体内の老廃物を十分排泄できなくなります。その結果、体内に不必要なものや、体にとって有害なものがたまってきます。
急性腎不全の場合、通常尿の出が悪くなったり(乏尿)、あるいは全く出なくなったり(無尿)します。
   有害物質が体にたまる→体が酸性になる→尿毒症性物質→尿毒症症状が出る
尿毒症性物質の正体はわかっていません。
[尿毒症症状になると]
食欲がない、吐き気がする、血便が見られる、体がだるい、顔色が悪い、頭痛がする、寝ていると息苦しい、むくみなどが見られます。
電解質の調整ができなくなりナトリウム、リン、マグネシウムなどが血液中にたまります。とくにカリウムがたまると生命に危険を及ぼします。
[高カリウム血症になると]
手足・唇のしびれ、口のこわばり、吐き気、体がだるい、胸が苦しい、不整脈などの症状が見られます。
エリスロポエチンの分泌が低下し、貧血になります。
ぅ譽縫鵑過剰に分泌されることにより血圧が上昇し、動悸、息切れが見られます。
シ豈嫦罎離ルシウムが減少し、骨がもろくなり骨折しやすくなります。
その他体内に水がたまり体重が増加したり、カルシウム代謝異常やホルモン代謝異常などが見られます。
エリスロポエチン:165個のアミノ酸からなる糖たんぱく。主に腎臓から分泌され、赤血球の生産を行います。
診断 [尿検査]
たんぱく尿、血尿、尿量の変化や尿中電解質の変動を診ます。
[血液検査]
BUN(血清尿素窒素)、Cr(血清クレアチニン)、尿酸が高値になると腎機能の低下と判断できます。ただし、BUN値はCrに比べ食事や脱水、消化管出血など腎機能以外の影響を受けやすいので注意が必要です。
その他、血清電解質、特にナトリウム、カリウム、リン、マグネシウムの上昇とカルシウムの低下が見られます。
早期治療を怠ると・・・ 血尿や、発熱がみられ、激痛のため動くことも困難な状態になります。
突然の痛みが現れたら救急車を呼び、鎮痛剤を打つなどの救急処置が必要です。
また、放っておくと腎不全になったり、がんを併発する可能性が出てくるなど生命の危険の心配も出てくる病気です。
治療の流れ [急性腎不全の場合] 急性腎不全は欠尿や無尿の原因となる要因をとりのぞく治療を行います。
血圧が急激に下がるため血流が悪くなり、尿が出なくなった場合は血圧を上げる治療を行います。尿の通り道が閉塞されている場合は閉塞を取り除く治療を行います。
急性腎不全の場合程度によっては一時的に透析を導入することもありますが、腎不全の原因がなくなれば治る可能性が大きいです。
[慢性腎不全の場合]
急性腎不全とは対照的に、徐々に腎機能も低下していきます。治ることは期待できず、透析の開始を遅らせるために食事療法や薬物療法をします。
透析が開始したら、腎移植をする以外に症状が治ることはありません。
症状や、合併症などにより時期は異なりますが 一般的に腎機能が5-10%(血清クレアチニン値が8mg/dl以上)になると、腎臓の働きを人工的に行う透析療法が必要になります。
[透析とは]
血液中の老廃物や余分な水分をろ過し、 血液をきれいにすることで血液浄化法とも呼ばれます。これには、血液透析と腹膜透析(CAPDとAPD)があります。
[血液透析] 
血液透析(Hemodialysis:略称HD)は、現在最も広く行われている透析療法です。血液を体外に取り出し、ダイアライザーと呼ばれる透析器(人工の膜)に通すことによって、血液中の不要な老廃物や水分を取り除き、血液を浄化して再び体内に戻されます。血液透析では、血管に針を刺して血液を連続的に取り出す必要があるため、簡単な手術によって、前腕の動脈と静脈を皮下でつなぎ合わせてシャントと呼ばれる血液の取り出し口を作ります。週2〜3回、病院通って行います。
血液透析の食事療法:次の透析までの間に老廃物や水分がたまるので、 食事制限を厳密にする必要があります。一般的に、エネルギーは十分にとり、水分・塩分・カリウムは制限します。
[腹膜透析(CAPD/APD)]
CAPD:Continuous(連続的に)Ambulatory(携帯可能な)
Peritoneal(腹膜を使った)Dialysis(透析)
自宅や職場など、社会生活の中で行う在宅療法です。機械を使って夜間就寝中に、自宅で自動的に行う透析もあります。(APD)
膜に囲まれた腹腔内に透析液を注入し、一定時間貯留している間に腹膜を介して血中の不要な老廃物や水分を透析液に移行させた後、その液を体外に取り出して血液を浄化します。透析液の出し入れをするために、カテーテルという柔らかいチューブを簡単な手術によって腹部に埋め込みます。カテーテルのうち、体の外に出る部分はわずかで、活動の妨げにはなりません。
透析液を腹腔から排液し、新しい液を注液するバッグ交換は通常1日4回行い、交換時間は約30分です。医療スタッフの指導をよく守れば誰でも行えます。高齢の方や、糖尿病による視力障害、手先の弱い方には、バッグの付け替えと殺菌を自動的に行う小型のバッグ交換器もあります。24時間連続した透析で、体に負担が少ないです。家庭や職場など、社会生活の中で、患者さん自身が行います。通院は異常がなければ月1〜2回。毎日の透析は自分のスケジュールに合わせて行えます。
腹膜透析の食事療法:CAPDでは、1日24時間絶えず老廃物や水分を取り出しますから、血液透析に比べ、食事制限は緩やかです。カリウムを多く含む果物や野菜、肉類は普通に食べられます。しかし食事制限がないということではなく、バランスのとれた食事をとる必要はあります。
[腎移植]
他の人の腎臓をもらい、移植します。家族間で行われることが多いです。
生活習慣チェック 腎不全は食生活が重要なポイントとなります。
腎疾患の初期段階から食事療法を行うことにより、腎不全の進行を遅らせることができます。食事の成分の中で注意深く管理しなければならないのは、たんぱく質、カリウム、塩分、リン、水分です。食事療法の内容は人によって異なります。必ず主治医や栄養士の指導のもとに実践しましょう。
たんぱく質:少なすぎても体重や筋力の低下になり多すぎても腎臓に負担がかかります。
カリウム制限:カリウムが体内にたまると不整脈が生じます。カリウム制限を行う指示がでた場合はカリウムを多く含む肉を控えたり、野菜を茹でて、その茹で汁を捨ててから調理をするなどして生の野菜を控えたり、生の果物を控え缶詰の果物をとるようにするとよいでしょう。
塩分制限:血圧の上昇を防ぐため制限します。症状に応じて0〜6gが目安です。
リン制限:リンは体内のカルシウムと結合して、骨や歯を構成します。 腎機能が衰えると、血中にリンがたまり、骨からカルシウムが流出しリンと結合するため骨がもろくなります。低リンの加工品を利用することも出来ます。食事から完全にリンを取り除くことは不可能なので、医師が処方した薬剤を服用することになります。
水分コントロール:腎機能低下の段階により、尿量の変動がみられます。 腎不全期には、尿中の毒素を体外に出そうとして多尿になります。尿の出が悪くなると水分が体内にたまり、むくみや息切れなどが起こることがあります。
エネルギーコントロール:人間が生きていく上で、エネルギーは必要不可欠なものです。 エネルギーの摂取が十分でないと、体に蓄えた脂肪や筋肉組織がエネルギーとして燃焼され、体重が減ってしまいます。エネルギー不足にならないよう注意しましょう。
よく使う薬剤 内分泌器官としてホルモンなどを分泌する働きは、透析ではほとんど代行できないので薬剤の助けが必要となります。
[炭酸カルシウム製剤] 炭カル錠(この薬は毎食後すぐに服用することが大切です。食物中のリンと結合し、便として排泄されます。)
[尿酸降下剤] ザイロリック
[利尿剤] ラシックス
[カリウム吸着薬] カリメート
[造血刺激ホルモン(エリスロポエチン)] エルポー、エポジン
[活性型ビタミンD3] アルファロール
[降圧剤] アダラート、カルスロットなど
ご存知ですか? これから透析治療を行う患者さんが、経済的に安心して治療を続けられるように、社会保険制度があります。「特定疾病療養受療証」と「身体障害者手帳」の取得手続きなどを行えば、CAPD(APD)または血液透析にかかる医療費の自己負担はほとんどかかりません。これらの制度は、患者さんからの手続き申請が基本です。忘れずに行いましょう。

記事作成:<ナチュメディカ商品G> 管理栄養士:長島 美由紀  商品担当:中村 彩

2017年3月