医療機関向けサプリメント natumedica(ナチュメディカ)
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糖尿病

こんな病気 血糖値が高い状態が続きます。 膵臓のランゲルハンス島のβ細胞で作られるホルモンのインスリンが不足して起こる病気で、慢性的に血糖値が高くなります。
放置すると、目、腎臓、神経の合併症を起こす全身病です。
種類 1)1型糖尿病:「インスリン依存型糖尿病」10才以下の子供に発症、全糖尿病の5%
自己免疫性と原因不明の特発性
2)2型糖尿病:「インスリン非依存型糖尿病」全糖尿病の90〜95%
(妊娠糖尿病から2型糖尿病に移行することもあります)
3)その他の特定の機序・疾患によるもの
A)遺伝因子異常
B)その他の疾患に伴うもの(膵・内分泌・肝・感染症など)
4)妊娠糖尿病(妊娠時にのみみられる糖尿病状態)
1型2型とも、高血糖を放置しておくと合併症が進行して失明、腎症を発症。
正常血糖値に近づけるコントロールにより健常人と同様の生活が維持できます。
原因 1型糖尿病:ウィルス感染、自己免疫によるβ細胞の破壊。
2型糖尿病:遺伝子を持ってるヒトが肥満、ストレス、妊娠などの環境因子で発病。
他にもステロイド薬、ホルモン異常、遺伝子異常などによる場合もあります。
肥満:大きくなった脂肪細胞はインスリンの感受性が鈍く、全体量も不足します。
妊娠:妊娠による多量のインスリン分泌を必要とするため不足します。
感染、外科手術:細菌感染による発熱。スチレスによるインスリン作用阻害ホルモンの増加。
精神的ストレス:カテコールアミン、成長ホルモン、副腎皮質ホルモンの増加によります。
加齢
生活習慣:アルコール多飲、過食、運動不足、喫煙
症状 初期は無症状。 1型2型とも症状がある場合はかなり進行している事を意味します。
1. 口渇:血糖値200mg/dl以上
2. 多尿:水分の多飲による。3000ml以上になることもあります。
3. 全身倦怠感
4. 体重の変化:2型に肥満者が多い、進行すると痩せてきます。
5. 視力障害:目のかすみ、眼底出血、糖尿病性白内障による視力低下。
6. おでき、かゆみ:化膿、湿疹
7. 歯周病
診断 新しい日本糖尿病学会の糖尿病診断基準「糖尿病型と判定する」検査結果と糖尿病の診断
1)1〜4のいずれかに該当する場合は糖尿病型とします。
1.随時血糖値200mg/dl以上が確認された場合
2.早朝空腹時血糖126mg/dl以上が確認された場合
3.75g糖負荷試験で2時間値200mg/dl以上が確認された場合
4.グリコヘモグロビン:HbA1cが6.5%以上と確認された場合
2)別の日に検査して1〜4の値いずれかで糖尿病型が確認出来れば糖尿病と診断します。
3)空腹時血糖が110mg/dl未満、且つ75gOGTT2時間値が140mg/dl未満は正常型とします。
いずれにも属さないものは境界型とします。

その他:眼底検査、心電図、腎機能検査、神経、尿糖、ケトン体検査等も行われます。
早期発見の手がかり:血縁者の罹患、肥満、巨大児出産、尿糖、35才以上
早期発見を怠ると… 糖尿病性網膜症:血管障害による眼底網膜に出血→失明
糖尿病性腎症:血管障害による腎糸球体の病変→尿毒症、血液透析
糖尿病性神経障害:末梢の知覚神経障害→便秘下痢、ED
糖尿病性昏睡:脂肪代謝亢進によるアシドーシスによる意識混濁→昏睡
下肢の壊疽:下肢の動脈内腔狭窄、神経障害→壊疽部分の切断
その他:白内障、動脈硬化症による脳梗塞、心筋梗塞
治療の流れ 基本:食事療法と運動療法
早朝空腹時血糖100〜120ml/dl、HbA1c 6%以下を目標とします。
コレステロール、脂肪の血液データ、血圧、体重を正常に保つようにしましょう。
生活習慣チェック 食事療法を中心に生活習慣を整えます。
[食事療法] 標準体重、生活活動指数に合わせた1日の総エネルギ量の枠内で摂取します。
グリセミックインデックスを指標に血糖値の上がりにくい食材の選択。
[運動療法] 代謝異常の改善(末梢組織のインシュリン感受性を高めます)。体脂肪蓄積の作用を弱めます。
少ない食事で体重を維持しようとする適応減少が必ず起こり減量効果が弱くなる時期が来るが、200-300Cal/日の運動は、この適応現象の克服にも不可欠です。 例)7000-10000歩/日の歩行を習慣化します。
よく使う薬剤 [SU剤] 膵臓からインスリン分泌を促します。
[αグルコシダーゼ阻害剤] 消化管からの糖類吸収を抑えます。
[インスリン抵抗改善剤] インスリンの働きを助けます。
*副作用:3〜5%消化器症状、肝機能障害、発疹
[インスリン注射] 薬物療法で改善しない場合使用します。
ご存知ですか? 「国民の5人に1人以上が糖尿病又はその予備軍」 2012年国民栄養調査
・ 糖尿病が強く疑われる人約950万人、可能性を否定できない人をプラスすると2050万人。
・ 5年間で60万人の増加
・予備軍では肥満、高血圧、高脂血症を合併しています。(メタボリックシンドローム)
・ 1型糖尿病の新治療法が「膵島」移植により実現。
「膵島」とは、すい臓の一部でインスリンを分泌する「ランゲルハンス島」のことです。提供者の膵臓から膵島の細胞を取り出し、点滴を使って患者に移植をすると、膵島細胞が肝臓の中で定着し、肝臓からインスリンが分泌されるようになります。
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記事作成:<ナチュメディカ商品G> 管理栄養士:長島 美由紀  商品担当:中村 彩

2017年3月

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