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花粉症

こんな病気 植物の花粉が原因で、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどの症状を繰り返します。また、花粉症は「花粉によるアレルギー性鼻炎」「花粉によるアレルギー性結膜炎」と言えます。
種類 花粉症の種類の原因となる花粉は、約60種類も報告されています。
花粉症の原因となる植物の花が咲き、花粉が飛び始める頃に、花粉症も始まります。花粉の飛ぶ時期は地域によって異なり、また、開花前の気温が高いほど早くなります。
スギ花粉の場合、平均的な飛散開始時期は、九州や四国の南部が2月上旬、関東南部が2月中旬、関東北部が2月下旬、東北地方は3月で、気温の上昇に伴って増加し、1ヵ月ほどでピークを迎えます。ヒノキはスギより1ヵ月ほど遅く、その他カモガヤなどのイネ科の雑草は5月〜8月、ブタクサやヨモギなどのキク科の雑草は8〜9月が中心です。開花の前に対策を立てるのがよいでしょう。
原因 花粉症はアレルギーによって起こります。スギなど植物の花粉が風によって運ばれ、鼻の粘膜に付着します。すると花粉からたんぱく質が溶け出して粘膜に浸透し、これが抗原つまり原因物質となります。この抗原が体内に侵入してきたと感じると、抗体(IgE抗体)が作られます。肥満細胞からヒスタミンなどの物質が放出されます。ヒスタミンは、知覚神経を刺激してかゆみを起こし、くしゃみ中枢を刺激してくしゃみをさせ、分泌中枢を刺激して涙や鼻水を出させるため、花粉症の症状が引き起こされます。また、血管の壁を弱くして水分が漏れやすい状態になるので、血管のまわりに水がたまり、粘膜が浮腫(腫れ)を起こし、鼻づまりの原因になります。
このアレルギー反応には個人差があるので、すべてのひとが花粉症になるわけではありません。発症する年齢も人それぞれです。
症状 花粉症は突然発症します。去年まで何の症状もなかった人が、春先、立て続けにくしゃみが止まらなず鼻水に悩まされるようになります。症状は花粉が飛んでいる季節の間続いて、花粉がなくなると自然におさまってきます。一度花粉症になると、翌年以降、季節の到来とともに再び症状が出始めます。主な症状は次の通りです。
[鼻炎の症状]
3大症状は くしゃみ、水様性の鼻水、 鼻詰まりです。
[結膜炎の症状]
目やまぶたがかゆくなります。充血が見られ、白っぽいめやにが出ます。
[喉の症状]
鼻が完全につまると、口で呼吸をせざるをえないため、のどが乾燥し痛くなることもあります。また、花粉がのどの奥まで入り、かゆみやイガイガ感、気管に入ると咳を生じます。
[皮膚の症状]
服で覆われていない部分にかゆみ、発赤、肌荒れ、ヒリヒリ感が起こります。
[その他]
まれに、花粉を飲み込んだために消化不良や食欲不振になることがあります。また、口で呼吸するために寝苦しく不眠になったり、頭が重い、ぼんやりする、熱っぽい、だるい、イライラする、という人もいます。また耳の中がかゆくつまるような感じがすることもあります。
診断 [血液検査]
何が抗原(アレルゲン)、つまりアレルギーの原因となっているのかを特定します。スギ、ヒノキ、ブタクサ、ヨモギなどの項目を調べることができます。
[顕微鏡検査]
鼻水または目やにに、好酸球が増えているかどうかを調べます。
治療の流れ [薬物療法]
内服薬と季節時に局所的に使う点鼻薬と点眼薬もあります。効果が現れるまで2週間ほどかかり、その後だんだん効果が高まります。
[手術療法]
飲み薬以外に花粉症の季節の前、またはシーズンでは無いときに、トリクロール酢酸やレーザーによって鼻腔の粘膜を焼く手術が行われます。鼻の詰まりが改善します。鼻水やくしゃみにもある程度効果があります。
[舌下免疫療法]
スギ花粉の入った薬剤を舌下(舌の裏面)に垂らし、2分間待ってから飲み込みます。スギ花粉の飛散する3ヶ月以上前から開始し、最低2年間、できれば4〜5年間、毎日行う必要があります。喘息の症状が強い方、ステロイドやβ阻害薬などを使用している方は治療が受けられません。
生活習慣チェック [1日のうちで違う花粉の飛散量] 
スギの花が開くのは、昼間気温が高くなった時期です。空中に飛んでいる花粉は、昼間は上昇気流にのって上空に運ばれ、夜に再び落ちてきます。天気が良い日が続いているときは、昼過ぎと日没頃に花粉の飛散量は多くなります。
[花粉と天候]
毎日の花粉の飛散量は、天気に大きく左右されます。天気がよく暖かい日には多くなり、雨や湿度の高い日は少なくなります。花粉が多く飛ぶ日はメガネ、サングラス、マスクで花粉に接触しないように気をつけたりむやみな外出を控えましょう。花粉症の場合、アレルゲンを除去することは困難ですが、メガネやサングラス、マスクなどを使用してアレルゲンとの接触をある程度減らすことはできます。また花粉はそれぞれ飛び散る時期が決まっていますので、飛散の多い時期は不要な外出を控える。外から帰ってきたら服についた花粉を玄関で振り落とすなどの対策も有効です。
[食生活など生活習慣による対策]
アレルギー対策には免疫力の向上が有効です。免疫力を高めるために緑黄色野菜を多くとり、偏食を避けバランスのよい食事を心がけましょう。青魚に含まれるDHAやEPAなどのn-3系多価不飽和脂肪酸にはアレルギー反応を抑制する働きがあると言われています。飲酒や喫煙は免疫力を低下させてしまいます。また、ストレスを避け十分な睡眠をとることも大切です。
また、花粉が飛び散る前に薬やサプリメントを飲んで予防すると効果的です。最近では、ビタミンDの血中濃度を高く保つことにより、花粉症改善効果に繋がると考えられています。
よく使う薬剤 抗アレルギー剤、抗ヒスタミン剤、ステロイド剤などが使われます。
ご存知ですか? 都市化が進むとともに花粉症の患者数は増えて、今や日本人の4人に1人が花粉症といわれています。花粉症は20〜40歳代に多く、また女性により多い病気です。
最近では花粉症が起こるメカニズムに自律神経が関与しているという報告もあり、研究が進められています。
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参考資料/引用元:眼精疲労 目と健康シリーズ

記事作成:<ナチュメディカ商品G> 管理栄養士:長島 美由紀  商品担当:中村 彩

2017年3月

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